カオダイ教総本山のツアーに行ったよ




ホーチミン 4日目

カオダイ教の総本山に行ってみたい。
ホーチミンから路線バスを乗り継いで行く方法を調べた。けど、大変みたいです。

なので、ツアーの申し込みをしました。すでに参加申込者が40名ほどに達しているようです。何故それほどまでに人々を惹きつけるのかカオダイ教。いよいよもって興味が沸き、行ってこの目で確かめてみないと。

朝、8時。集合場所には多くのツアー参加者が集まっています。今回は、英語ガイドのツアーのため、日本人の参加者は私だけです。ちょっと心細いですが、楽しんできたいと思います。




カオダイ教総本山にしゅっぱーつ
カオダイ教とは
ベトナムの新宗教である。五教(儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教)の教えを土台にしたことから、カオダイ=高臺(高台)と名付けられた。 
ーWikipediaより一部抜粋

カオダイ教総本山は、ホーチミンシティーから北西約100kmの場所にあり、バスで3時間ほどかかります。
ツアー参加者の目的は、カオダイ教のシンボルである「カオダイの目」と1日4回行われる礼拝の見学です。ツアーでは、12時の礼拝に合わせて8時過ぎに出発となっています。

途中、お土産屋さんに立ち寄りトイレ休憩。
お土産屋さん

カオダイ教総本山に到着です。

カオダイ教総本山

遠目から眺めると、一見少し変わった建物かなと思うのですが…
正面から
近くで注意深く観察すると、仏教の様な装飾であったり、別の装飾ではカトリックの様であったりと異なる宗教が混在していてカオスです。

シンボルの左目
シンボルになっている左目は、カオダイの神の目だそうです。
これを見た瞬間、心が一瞬浮き上がりウハっとなります。

履物を脱いで、建物内に入ります。尚、帽子とサングラスの着用は禁止です。
この奥にカオダイの目があるんですね
カオダイの目を確認


奥の祭壇に「カオダイの目」を見つけます。
信者にとっては信仰の対象ですが、私から見ると怪しいオブジェに過ぎません。
カオダイの目にさらに近寄ります
さらに寄って どアップ
もう、ニヤニヤが止まりません。
徳の高い方も礼拝の前に心を整えているのでしょうか

11時45分です。
2階に上がり、礼拝の始まりを待ちます。
礼拝を待つ観光客

12時。黄(仏教)、青(カトリック)、赤(道教)の衣装を纏った徳の高い方から入場。
礼拝の時間です
神様から見て右側に女性、左側に男性が並びます。これは、神様の顔半分が女性、半分が男性となっていることからのようです。
祈りを捧げる信者
信者が祈りを捧げている間、2階では楽器の音色に合わせて宗教歌が合唱されます。
聖歌隊と楽器隊

熱心な信者が多く、彼らの行動を見ると信仰の厚さが伺えます。でも、カオダイのシンボルによって、なぜかB級的な妖しさがついてまわるんですね。それが面白さでもあるんですけど。