マリインスキーで「ジゼル」



ロシア16日目ーサンクトペデルブルク4日目


今夜、バレエを鑑賞します。

実は私、バレエについて全く知りません。
なので当初は、ロシアの観光リストに入れてなかったのですが、「くるみ割り人形」をYouTubeで見てみたら、私の想像していたバレエと違うことが分かり、計画に組み入れてみました。

劇場は、マリインスキー劇場。

マリインスキー劇場

ガイドブックでは、オペラ・バレエの殿堂として紹介されています。
インターネットで演目を調べてみると、年末年始に行われる「くるみ割り人形」はすべて”空席なし”になっており、ほかの演目で席を探しました。
演目は「ジゼル」。
「白鳥の湖」とともにバレエを代表する作品だそうですね。

19時30分の開演ですが、18時過ぎに到着してしまいました。
エントランスホールに模型があるので、ここで自分の席を確認します。

ホールの模型

上着とカバンをクロークに預け、開演20分前に席につきます。
観客の服装ですが、男性はジャケット着用している人がほとんど、女性は少数ですがドレスの人もいます。

開演時間が迫る

さぁ、開演です。
オーケストラの生演奏から始まり、幕が上がります。
物語に沿ってダンサーが舞い、音楽が情景を表現します。セリフが無くても伝わります。
バレエの評価の基準は分かりませんが、視覚と聴覚で楽しんでいます。
第1幕はラストにかけて盛り上がりを見せ、どんどん引き込まれます。

30分の休憩を挟んで第2幕が始まります。
シーンが変わって、踊りが中心となります。各セクションでダンスの力量を示すかのような構成となり観客を沸かせます。あの体制で姿勢を維持するのは大変だろうなぁとか、そんなことできちゃうんだぁと感心させられます。

第1幕で1時間、第2幕で1時間。休憩込みで計2時間30分ですが、あっという間の鑑賞でした。やや興奮気味で鑑賞を終え、バレエに感動している自分に吃驚しています。

カーテンコール


明日は日本に帰ります。