スーズダリはフェスティバル



ロシア12日目ースーズダリ

今日は朝からスーズダリに移動します。

クールスカヤ駅の窓口で、9時30分発ウラジーミル行きの列車を求めるも席が無く、次は11時00分発になるとのこと。ここで2時間待つことを考えると、バスで安く行った方が得かなと一瞬考えます。でも、モスクワに来てから物事が上手くいっていないので、あまり動き回らずに列車で行くことにします。料金は3,000P弱

11時00分に出発した列車は1時間40分でウラジーミルに到着します。
駅から出てバスの発着はどこかなと探していると、道路を挟んだ向かいの建物がバスターミナルになっていました。

水色の建物がバスターミナル
2階のチケットブースでスーズダリまでの運賃95Pを払い、レシートを貰います。

スーズダリまで95P
チケットブースと同じフロアにターミナルに続く出口があり、係員にレシートを見せると10番ホームで待つよう教えてくれます。

10番ホーム


バスはウラジーミルの郊外に出ると、起伏のある丘を走り、車窓には長閑な平原が広がっています。遠くには玉ねぎドームの聖堂が点々として、ロシアの田舎町に来たなぁと実感ができます。
40分ほど走るとスーズダリ郊外のバスターミナルに到着します。ここから中心部に向かうためバスに乗ったままでいると、ドライバーが追加運賃17Pを徴収しに来ます。


中心部では、フェスティバルが開催されていました。ラジヂェストヴェンスキー聖堂に続く道には露店が並び、メドヴーハ(蜂蜜酒)やモルス、民芸品などが売られ、多くの観光客が買い物を楽しんでいます。


予想外だったのは、田舎町にこれだけ多くの観光客が詰めかけていたのかということです。ラジヂェストヴェンスキー聖堂に入場するまでに1時間近くかかりました。

ラジヂェストヴェンスキー聖堂

ラジヂェストヴェンスキー聖堂に入ると、左手に聖書物語が描かれた黄金の門が展示されています。

黄金の門

さらに扉を抜けると、煌びやかなフレスコ画が壁を一面に覆っていて圧倒されます。
蝋燭台や架台にも細かな装飾が施されていて、どこ見ても金、金で黄色い光が降り注いでいる様な錯覚がします。

聖堂内


このあと幾つかの建造物を見るのですが、日が落ちて暗くなってきました。
一旦ホテルに入り、落ち着いてから夜の町を歩きます。

夜になるとクリスマスツリーのイルミネーションが綺麗です。レストランの窓からはオレンジ色の灯りが道路に照らされ、暖かな雰囲気が伝わってきます。
聖堂はというと、真っ暗。
ライトアップされていませんでした。