ロシア美術を鑑賞する



ロシア11日目ーモスクワ4日目

今日は、トレチャコフ美術館(本館)です。
ここは、ロシア美術を収蔵したロシア最大の美術館として有名です。

11時過ぎに到着すると入場待ちの列となっています。寒い中40分待ってチケットを購入することができました。

入場待ちの人々

チケットブースのある地階には、上着を預けるクローク、カバンなどの荷物置場、ミュージアムショップ、カフェがあります。また、有料のオーディオガイドは、ロシア語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、中国語に対応していて、日本語は不可となっています。なのでミュージアムショップでトレチャコフ美術館のガイド本(550P)を購入しています。おそらくオーディオガイドと同じ内容だと思います。

順路は2階から1階となっていて、18世紀から20世紀前半までの絵画が順番に展示されています。美術に詳しくないのですが絵画の右下に拍手のマークがあるので、これを参考に鑑賞しています。個人的には、19世後半以降の絵画に大変興味を持って観ることができました。

V.V.プーキレフ「不釣り合いな結婚」

V.G.ペローフ「トロイカ.親子の弟子が水を運ぶ」

イリヤ・レービン「イワン雷帝とその息子イワン」

ヴァレンチン・セローフ「桃を持った少女」

ただ、絵画に夢中になっていると、どのような順路で来ているのか分からなくなるので、地階で各階の見取図と主な絵画の写真が掲載されたパンフレット貰ってこなかったことに後悔します。

およそ2時間で一通りの鑑賞ができ、荷物を受け取り美術館を出ると、時間は14時になっています。美術館入口には、私が並んでいた時よりも長蛇の列で、およそ1時間30分待ちの状態となっていました。