バイカル湖の白身魚は美味で珍味



ロシア5日目 シベリア鉄道4日目

バイカル湖、世界最大の湖です。2月になると湖面が凍るといわれていますが、まだ小さな氷が浮かんでいる状態です。

バイカル湖 南岸

バイカル湖の玄関口・イルクーツク駅でオームリ、オームリと言う魚なのか魚の燻製をオームリと言うのか分かりませんが、買おうと露店のおばちゃんを探すも居ません。キオスクで売っていたようで、同室のウラジーミルが買ってきました。ウラジーミルは、太ったエリツィン元大統領に似ています。
お裾分けを頂戴、頂戴と熱い視線を送ったら、一緒に飲もうぜと声をかけていただきます。ご馳走様です。

オームリ

このオームリは、弾力のあるのに柔らかい燻製の白身魚で大変おいしいです。1匹丸ごと食べたかったくらいです。
でも、一緒に飲んだのが運の尽き。ウラジーミルは離さない。若いイケメン2号君は早々に退散するので、ビールを二人で空けることになってしまいます。
この後、酔ったウラジーミルは列車の窓を開けてしまいます。冷気が押し寄せ、酔いが一気に醒めます。直ぐに窓を閉めるのですが、凍った結露により完全に閉まりません。気密性を失い、僅かですがコンパートメント内に冷たい空気が流れ込んできます。外の騒音も増大し、快適な居住空間を失ってしまいました。

なんてことをしてくれるんだコイツは!