今も昔も変わらない風景



ロシア4日目 シベリア鉄道3日目

朝。家々の煙突から煙が立ち、各々の家庭では朝食の準備をしているのでしょうか。

朝の風景

停車駅のホームで温かなピロシキを購入できて、ちょっぴりと幸せな朝です。
モスクワとの時差を考えて、今日から毎朝時計の針を1時間遅らせていきます。

車内の環境にも慣れ、リラックスした状態でロシア人と共に生活してます。生活と言うと変な感じですが、同じように起き、食事を一緒に食べた後は、テレビを見たり、読書をしたり、スマフォでゲームをしたりしています。
他のコンパートメントには、小さな子供達を連れた若い家族がいます。笑いながら廊下を走りまわる子供達。お兄ちゃんのあとを追いかける妹。オマルを持ってトイレに駆け込むお母さん。横になっているお父さん。
あ~、どこの国でも一緒だ。

ロシア人というと、威圧的でぶっきらぼうな印象が強いのですが、一旦打ち解けると饒舌でフレンドリーです。真面目な性格で、仕事をしっかりとこなす人が多いような気がします。気遣いも不器用ですが、気持ちを汲み取ることが出来るとお互いを理解出来ると思います。


車窓を流れる風景は変わりません。
廊下で遊ぶ子供達の喧騒も変わりません。
列車は緩やかに私達を運びます。今も昔も…