天安門広場

[2016年12月29日 公開]



天壇公園西門から天安門広場に向かって北に歩いていると、レトロな感じの商業街をみつけます。前門大街です。
南北に通る前門大街は、ブランドやファッションのお店が並んでいます。前門大街と交わる大柵欄街は、グルメや雑貨などのお店が多いです。ヲッサン的には大柵欄街を歩くほうが好きです。
大柵欄街の西に続く観音寺街は昔ながらのお店が並び、歩いているだけでも楽しいです。東に続く鮮魚口街はグルメストリートとなっていて食欲を刺激してきます。
昨日は、故宮を見学したあとに王府井小吃街に行ったのですが、こちらの前門大街が面白いです。
正陽橋と箭楼

箭楼は通過できないので、迂回して正陽門を見ます。
はっきり言うとね、中国史を知らないヲッサンは、同じような建築物を見続けることに飽きてきましたよ。
正陽門(前門)

はて?正陽門の北側にある天安門広場に行く方法が分かりません。道路を渡るだけなんですが、柵があって行けません。地下道も別方向ですし。同じように正陽門前で写真を撮っていた中国人も困っているようです。おっちゃんも困ってますが、中国語を話せないのでしばらく様子を見ていると、困っている中国人が近くの同胞に助けを求めています。ヲッサン、この中国人たちの後に続くことにします。交差点の地下道を一旦西側に渡り、さらに別の地下道で北側に渡ります。でも、天安門広場に向かうには、もう一度東側に渡らないといけないんだが…。
歩きながら道路の反対側に渡れる場所を探していると、前方にセキュリティエリアが見えます。天安門広場に入るには、ここを通過しないといけないようです。

(写真撮影禁止)

所持品等のチェックが終わりセキュリティエリアを抜けると、天安門広場に渡れる横断歩道があります。

天安門広場広いねー。中央の塔は、毛沢東の文字を刻んだ人民英雄記念碑で、思っていた以上に大きかった。
人民大会堂と人民英雄記念碑
故宮の肖像画、人民英雄記念碑の顕彰文、毛主席記念堂と、この国の政治の中心に過去の人を象徴として置いていますね。
毛主席記念堂前彫刻
そろそろ夕方になるので、夕日に染まる故宮を見に行きます。目的地は北東の角楼ですが、南海や中海を眺められるかと思い遠回りして府右街を通ったのですが、建物の入口、交差点、バス停毎に複数の公安が居て警備がやたらと厳しい。どうやら、ここは政府要人エリアのようです。


夕方16時、故宮北東の角楼にはカメラを持つ人が集まる。
大気中の浮遊物に夕日が乱反射して柔らかな雰囲気を演出してくれる。
夕日に染まる角楼

今日はクリスマスイブ。
サンタさんの出勤
東堂と呼ばれる王府井天主堂では、クリスマスの催しがされています。
教会にクリスマスツリー
ヲッサン、平和を祈ります。