中国の公園は広すぎる-天壇―

[2016年12月29日 公開]



北京2日目。
万里の長城に行こうと思っていたのですが、PM2.5の悪化により視界不良が予想されています。早々に計画を変更し、中国最大の祭壇である「天壇」に行くことにします。


今回の北京では、地図アプリ MAPS.ME が絶賛活躍中。
中国では、Googleのサービスが遮断されているのでGoogleMapが使えません。他にも、TwitterやInstagramなども使用不可となっています。

朝の9時ですが、陽が弱々しい。
北京駅北側
駅前ではスピーカーから大音量のアナウンスが流れてきます。宣伝なのかな?
北京駅

地下鉄5号線で移動し、天壇公園に入場。
公園内では、おっちゃん・おばちゃんがゲームに興じています。
トランプや天九牌で遊ぶ人達

天壇は、南から北に圜丘、皇穹宇、祈年殿と建造物が配置されています。多分、南から見ていくのが正解なんだと思う。私は、天壇東門駅A出口から入場したので逆からとなりましたが。

祈年殿は圧倒されそうなほどにスケールが大きく、この天壇のシンボルとなっています。
豊作を願うのに、これほど大きくする必要があったのかね?
祈年殿は3層の屋根を持つ
入口内側で、スタッフによる中国語でのガイドがあります。話が終わるまでは入口の観光客は動かない感じなので、内部を正面から見れませんでしたね。
皇帝の玉座の周りに、生贄の牛像が置かれています。
祈年殿内部

九匹の龍が天に昇っている様であることから九龍柏と名付けられた木。
九龍柏

皇穹宇を取り囲む円形の塀は、The Echo Wallと呼ばれています。門の入口に説明が書かれていますが、間違って理解した人が皇穹宇の入口で大声を出したり、手を叩いたりしていました。私も釣られて手を叩きましたが、よくわかりませんでした。
祈年殿のミニ版みたい
梁が緩やかな曲線となっていて、装飾が色彩豊かです。
皇穹宇の内部

圜丘。3層の壇だけが残って建物が焼失したのかな?と思っていたのですが、上部の壇中心に円形の大理石が置かれています。天を祀る儀式が行われていた場所です。
欄干や階段は9の倍数
中央の天心石で写真を撮ったり、願い事をする人が多い。ここに立つとみんなに見つめられ、早く終われと無言のプレッシャーを感じるはず。怖いので自撮りしなかったよ。
9重の同心円

天壇公園広すぎるー。無駄に広すぎるー。
直ぐに観光を終えるつもりが午前を費やすことになってしまった。


午後に続く