巨木と遺跡


DAY 3

morning
 Ta Prohm
 Banteay Kdei

afternoon
 Kbal Spean
 Banteay Srei


朝、トゥクトゥクドライバーのMr.Konと1日のスケジュールを話し合い、午前中はタプローム周辺の遺跡を巡り、午後は郊外に行くことに。


シェムリアップ近郊では、遺跡見学の移動手段としてトゥクトゥクやレンタル自転車が利用されています。
今朝、タプロームに向かう途中に、レンタルバイクに乗っているおねいさんを見かけました。電動バイクです。

e-bike

この電動バイク、調べてみると便利なようです。
シェムリアップでは、「 e-bike 」で貸し出されており、1日10ドル程度。ガソリンを補充する必要がないので追加費用が発生しません。
運転免許が不要で、ヘルメットの着用義務がないので手軽に借りれそうです。

因みに、レンタル自転車1日2ドル、トゥクトゥク1日15ドルくらいです。


さて、景色を眺めているうちにタプロームに着きました。

うーん、人が多すぎる。入り組んだ内部は、すれ違うのも大変。
しかも暑い。湿度が高くてx2 汗だくです。今朝、ホテルで天気予報を確認した際、湿度78%と表示されてましたね。日本以上に蒸し蒸しで、壁に囲まれた内部には風が入り込んできません。

東の塔門のスポアン

綺麗なおねいさん

タプロームは、塔や樹木により陽が遮られてるので、全体的に暗い印象を受ける。
それが、かえって神秘的な雰囲気を作り出しているのかも。

絡まる木

新しい芽は長い年月をかけて

中央祠堂周辺のデバター

巨木の侵食

自然の脅威ばかりに目が向いてしまい、レリーフが見れてない。
もしかしたら、足元に落ちている石に彫られていたり、樹木に隠れているのかもしれない。宝探しをするようにレリーフを探したかったな。


午前にもう一つ、タプロームの南東にあるバンテアイクディに歩きます。

てくてく

1.2kmほど歩いてバンテアイクディに到着。

バンテアイクディ 東塔門

東の塔門をくぐり、バンテアイクディを正面から見ると小さな印象を受けます。
ここでも、ポルポトにより遺跡が破壊され、多くの弾痕が残っています。

踊り子のテラス

仏像

きれいなデバターを探していると、地元のおっちゃんが手招きしてる。

「こっちだ、こっち」 (ん?なんだろう?)

「ここだ、ここでトゥームレイダーの撮影をした。この方向で写真を撮ってみろ」 (へぇぇ~)

「次はこっちだ。ここに立ってあれを撮れ」 (ん?なんなんだこのおっちゃんは?)

何ヵ所か連れ回され、最後にガイド料12ドルを請求される。(あ~、非公認のガイドだ)

ヲッサン、キレた。英語が堪能であれば暴言吐きまくっていたと思うよ。
でも、汚い言葉を知らないヲッサンは値切った。3ドルに。

中央祠堂

3つ目のデバター

西の塔門脇から

なんか疲れた。変なガイドにもムカついたし。

昼なので、遺跡近くのレストランで食事とします。

Tropical Rohal Village、こぎれいな内装のレストランです。
観光地価格でしたが、クメールカレーとパイナップルジュースを注文。

クメールカレー

ヤ ラ レ タ -

野菜が固すぎ!玉ねぎシャキシャキ、じゃがいもガリガリ。
スープには、擦り下ろしたショウガがどっさりと入っています。砂利砂利したよ。



(午後に続く)